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〜都道の無電柱化は前進!区道はどうなる?〜

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〜都道の無電柱化は前進!区道はどうなる?〜 昨日、東京都の無電柱化推進条例が成立し、本年9月1日から施行されることになりました。詳細は、近日中にブログでご報告しますが、一言でいえば、昨年12月に制定された「無電柱化の推進に関する法律」(https://kobayashikanako.com/1089参照)の都道版で、「都道」での電柱新設禁止がメインとなっています。 私は、これまで防災力向上と地域振興の観点から木密地域等における区道の無電柱化推進に注力してきました。今回の都条例によって、都道の無電柱化は一定程度進むと思いますが、区道の無電柱化をどう進めていくのかが、改めてクローズアップされたと考えています。 平成26年4月1日現在、東京都の道路は、都道が総延長2,358km(9.6%)なのに対し、区市町村道は21,744km(88.8%)と殆どを占めています。無電柱化にはコストがかかります。官民一体で無電柱化コストを下げる取組み・工夫が進められていますが、結局の所、お金がないと無電柱化は進みませんから、国と都の区市町村に対する財政支援は極めて重要です。奇しくも本日、無電柱化を推進する市区町村長の会等が主催する「無電柱化による安全で美しい地域づくり大会」が衆議院第一議員会館で開催され、政府や国の機関に対して、地方公共団体の負担軽減のための総合的かつ積極的な支援に取り組むこと等を柱とする決議が可決されたと聞いています。 近日中に条例の概要や地方公共団体の生の声をご紹介し、どうしたら区道の無電柱化が進むのについて、皆さまと一緒に考える契機にしたいと思います。

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