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-こころざし-

橋本左内私は、これまで目黒区内において子供たちの空手道の指導に携わり、また、中学生・高校生の米国留学の仕事に従事してきた経験から、「日本人としての誇りと自信を持つ子供たちを育成する必要性」を痛感するようになりました。それが政治を志すきっかけです。

私は空手道の指導の一環として、子供たちに、幕末の福井藩士「橋本左内」について講義をすることがあります。橋本左内は14歳のときに、自らの目標や考えをまとめた「啓発録」という本を書きました。下の5項目は、啓発禄に収められている14歳の橋本左内の決意表明です。14歳という年は義務教育を終える1年前になり、自分の進路について考え、悩む時期にさしかかります。私は今の子供たちに、自分がこれからどういう態度で生きていくかという決意と覚悟を持って欲しい、そのために、今の自分と橋本左内を比べてみて欲しいと話します。

そして、橋本左内だけでなく、日本を造ってきた先人達の苦労と努力、その生き様を知って欲しい。そのお陰で今の日本があるということを知ってもらいたい。そこから、日本という国への興味が深まり、家族や祖先への感謝の気持ち、日本人としての誇りが芽生えてくると確信しています。

地域社会の発展や国の繁栄にとって、未来を担う子供たちへの教育はその土台づくりです。私はこれまでの経験を活かし、目黒区における子供たちへの教育・徳育を充実させ、これからも地域社会の発展に尽力してまいります。

稚心を去る
稚心とは幼く未熟な心のこと。何事につけても楽をしようとする甘えた心で、怠けてぶらぶらし、自分の都合の悪い事は全て人のせいにして言い訳ばかりする。この稚心を取り去ることが、立派な大人の仲間入りをする出発点。自分が今やらなければならないことをはっきりと自覚し、実行して責任を果たすこと。
気を振う
自分の心で決めたことを、どんなことがあってもくじけず、立ち向かって行くように気力を奮い立たせ、怠け心が起きないように気持ちを引き締めること。いくら気力を振るい立たせても、「志」がなければ気が緩み、後戻りすることがある。そのため、気持ちを振るい立てたならば、次にはしっかりと志を立てることが大切。
志を立てる
目標をはっきりと見定めて、それに向かって心一筋に努力すること。自分は絶対に立派な人物になって、世の中の役に立つ人間になるぞといった心構えが大切。将来歩むべき道をしっかりと考え、先生や友人に相談して自分の考えの足りないところを補い、自分で決めた将来の道筋をはっきりと自覚し、それに向かって行動を起こすこと。
学に勉める
「学」とは、習ってまねをするという意味。優れた立派な人の善い行い、善い仕事を見習って実行することをいう。日本の偉人伝を読み、彼らが志を遂げるためにどれほど勉学に励み邁進したかを知ったならば、その人達の立派な行いを手本にして、自分も決して彼らに負けてはならないと努力することを心がけること。学問の目的は知識を備え視野を広め、自分を育ててくれた両親や国の恩に報いる心を育てることである。
交友を択(えら)
良き友を選び出すということ。普段付き合っている友人の中にも「損友」と「益友」があり、それを見分ける見識が必要。「損友」は口先だけでいい加減、心がねじ曲がっている人。「益友」は誠実で裏表が無く、真心があり博学な人。損友がいたならばその人の悪い点を指摘し、正しい方向に導いてあげること。そして自分の欠点や過ちを正し、補ってくれる良き友を見い出すこと。
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