〜「助けられる人から助ける人へ」荒川区立第４中学校防災部視察〜
〜「助けられる人から助ける人へ」荒川区立第４中学校防災部視察〜 文教子ども委員会として、以前、一般質問でも取り上げ注目していた防災部を視察してきました。荒川区では平成２７年度より、防災に対する意識をもち、災害への対応技能を持ったジュニア防災リーダーを育成することが、防災・減災に大きく貢献する結果につながると考え、区内１０校全ての中学校に防災部を設立しました。 今回視察した第４中学校は木密地域のまっただ中にあり、昨日は近くにある学童クラブの利用児童の避難誘導訓練を拝見させて頂きました。中学生のお兄さんお姉さんが子ども達の手をとり、怪我をした児童をおんぶして一時避難所の中学校の校庭まで誘導するという内容で、人員確認、けが人確認、移動がスムーズに行われました。 もし平日昼間に災害が発生した場合、大人達は会社勤めで家にいない、地域には高齢者や女性、子どものみというケースも考えられます。そんな時に、防災部の生徒のような知識をもった若い人達がいることは大変心強いです。木密地域のある目黒区としても是非荒川区を参考にして、ジュニア防災リーダーの育成に力を入れていきたいと思います。
