令和元年企画総務委員会(11月28日)
開催日:令和元年11月28日
会議名:令和元年企画総務委員会(11月28日)
○そうだ委員長
補足説明なしということですので、その前に先日、陳情者とお会いいたしまして、お話をしましたので、御報告をさせていただきます。
趣旨や理由については、陳情書にあるとおりであります。旧姓と戸籍名の煩雑な使い分けは非常に手間がかかると。また、女性社会の活躍や家族のあり方も多様化している中、現実に困っている人がたくさんおります。制度の法制化を求める意見書を早期に提出し、国に促してほしいというような趣旨でありました。
それでは、質疑を受けます。
○小林委員
今回のこの選択的夫婦別姓制度の導入を求める意見書を国に提出する、この動きが今、全国各地で活発化していますけれども、区の考えを1点伺いたいと思います。
○香川人権政策課長
各地でこういった陳情の動きが出ており、その陳情が採択されている状況というのもふえているということは認識をしております。委員長からも御紹介がありましたとおり、現行制度では氏を変更するということは圧倒的に女性が多い現状があるということで、そういった女性の進出ということから課題はあるという認識は持っております。
しかし、一方で、この選択的夫婦別氏制度、いわゆる夫婦別姓につきましては、家族のあり方に関して国民の間でもさまざまな課題、意見がございますので、広く国レベルで議論されるべき問題であって、今後とも区としては国の議論や司法の動きなどを注視してまいりたいというふうに考えております。
以上でございます。
○小林委員
ありがとうございます。
ちょっと私、最新のデータがわからないので、もしわかっていたら教えていただきたいのですが、夏には都議会で採択されて、あと中野区、文京区など23区でもそういった傾向がありますけれども、最新の状況をもし把握しておられましたら、教えていただきたいのですが、いかがでしょうか。
以上です。
○香川人権政策課長
あくまでもこれは報道で出ているレベルということで、私どものほうで全部把握しているわけではございませんけれども、報道で出ている限りでは、この1月から10月の間に、都内で18議会でこういった夫婦別姓制度の導入や国会での審議を求める意見書や、こういった陳情などが採択されている状況というふうに把握はしております。
以上でございます。