令和元年目黒区総合戦略等調査特別委員会(6月24日)
開催日:令和元年 6月24日
会議名:令和元年目黒区総合戦略等調査特別委員会(6月24日)
○武藤委員長
ほかにございますか。
○小林委員
最後、確認だけさせてください。今回、この区民センターは、大規模改修ということで、もう決定しているんでしょうか。済みません。それで、してはないんですよね。ということと、あと、先ほど来から、他の委員からも質疑がありましたけれども、機能の点については、現時点では特に何も手をつけてないというか、区民センターとして現時点では何も決まっていないというか、機能について残すのか残さないのか。そこの部分だけ、最後、確認させてください。
○松本区有施設プロジェクト課長
まず1点目、大規模改修のお話でございますが、改築なのか大規模改修なのかということは、現在、決定しているところではないというところで、資料1の3の左側の(2)課題整理というところで、ただし、既存施設を継続し、先ほどもちょっと申し上げたんですけども、大規模改修なのか改築なのか、それは今後の最大限の効果を図る手法を選択するということで、今、考えているというところでございます。
もう1点の区民センターの機能を残すのかどうかというところでございますが、ここについても今、どのような形で集約化が図れるのかということを検討しながら、どのような形でその機能、今の機能をそのまま継続して、先ほどもちょっと言いましたけども、新たな区民センターとなったときに、その機能のままがいいのか、あとは新たな、また別の機能のほうがいいのかということもあわせて検討しているというところでございますので、そちらはまた、今、残します、残さないですというような話では、今の状態ではないというところでございます。
以上です。
○武藤委員長
ほかにございますか。
○武藤委員長
説明が終わりましたので、質疑を受けます。
○小林委員
幾つか質問したいと思います。
まず、これは部会のほうで安全対策部会がありますので、恐らく何かルールがあるかとは思うんですが、けさほども地震がありました。大きな地震があったときの初動態勢はどのようになっているのか、まず1点、お伺いしたいです。
それから、来年、オリンピックをいよいよ東京で迎えることになりますが、そのテロ対策ですね。どのようなことを区として想定して、対応に向けて準備をしているのか、マニュアルがあるのかどうか、そこを2点目に確認したいです。
それから、たしか去年、おもてなしサービスだったかな、おもてなしサービスを去年されたかと思うんですが、ことしもやっていくのかの確認。
それから、最後、今回4回目ということで、だんだん上のほうも、ボランティア部会のほうでもなれてきてスムーズにされてきているかと存じますが、たしか去年は「自転車運び隊」のところで結構大きな課題があったというようなことを認識しているんですけれども、ことしはその課題の解決に向けてどのようなことを、区として対策を考えているのか。
以上4点、お伺いします。
○佐藤オリンピック・パラリンピック推進課長
それでは、まず、第1点目の地震の対応でございますけれども、大会の開催中につきまして、地震が起きたという場合という想定かと思いますけれども、この場合、やはりコース上には警備員等がいて、また警察の方もいらっしゃいます。そういった危機の対応につきましては本部で判断をして、すぐに無線で連絡が飛ぶという形をとらせていただいておりますので、そのような形で大会がそのまま実行していくのか、どこかの時点でとめていくのかというようなことで、参加者の安全を図っていきたいと考えているところでございます。
また、テロの対策ということで御質問がございました。テロのマニュアルというところまでは、実際、私ども、まだ持ってはおりませんけれども、こちらにつきましても危機管理という点では、これまで持ってまいります事故が起きた、けがが起きたというときの対応の延長ということでも考えられますので、また今後、検討してまいりたいと存じます。
3点目の「おもてなし」につきまして、昨年初めて実施をいたしましたけれども、本年度も実施をする方向で、また、できればちょっと発展をさせたいなというような思いを持って、これから部会のほうで検討してまいりたいと思います。
続いて、4点目、歩道橋の自転車対策ということで、「運び隊」ということでございますけれども、昨年につきましては歩道橋にスロープを3カ所設置してみるということでやってみてございますが、本年度につきましては、また昨年の実績といたしまして、スロープをつけたことによって歩行者が歩く部分が少し狭くなるというようなことで、危険もあるのではないかと。昨年、そこで事故は起きておりませんけれども、あるのではないかというような指摘もいただいておりまして、その点を踏まえましてまた新たな対策を考えたいというふうに考えてございます。今のところ、考えておりますのは、またこれから安全対策部会で御意見をいただいてまいりますけれども、東京マラソンなどでやっておりますような運送業者の荷物を運ぶプロの方々に、ちょっと委託というんでしょうか、依頼をして、プロの方に運んでいただくのがいいのかなというようなことも検討しているところでございます。
以上でございます。
○小林委員
まず、1点目の地震のところなんですけれども、安全部会でこれから検討も進めていくということで、目黒の場合、参加者や、それからボランティアの方、応援の方以外に、外国の方もこの通り沿いを結構使われたりするので、その発災したときにマラソンの大会が運営されている、プラス、普通にふだん使いで使われている方々もいる中で、やっぱりいろいろ大きな混乱が生じるかと思います。無線のやりとり、無線も個数が限られていると思いますので、それ以外にも、このような場合にはどういうふうに対応するのか、職員の方、それぞれコースにも点在していらっしゃると思いますし、それから警察、消防もいるので、もう少し具体的な震度5だったらどうするか、それからもう震度6だったらどうするかとか、少し具体的な対応についても、今後、検討していっていただきたいと思いますが、そこが1点。
それから、テロについてはわかりました。あと、最後の「自転車運び隊」のほうなんですが、担いで実際にこのボランティアの方が持っていかれたとき、すごくやっぱり大変だったという話も聞きましたので、ことしは運送業者のほうの委託も検討されていることでわかりました。ぜひ、ここは、やはり安全面は本当に何よりも気をつけていただきたいところではありますので、そういった外部のところも使用していくことも含めて、本当にそこの部分は改めてしっかりと検討していっていただきたいと思います。
その2点だけです。
○佐藤オリンピック・パラリンピック推進課長
それでは、まず、第1点目の地震が起きた対応ということでございますけども、具体的に震度に合わせたような対応ですとか、コース上を走っているランナーだけではなくて、ボランティアもいて、また地域の方の生活もあるということで、そういったことも踏まえた、もうちょっと具体的なマニュアル等を検討したほうがいいのではないかという御意見、御指摘をいただきました。こちらにつきまして、全くそのとおりだなと思うところでございます。この後、ちょっと今大会、どこまでというのはわかりませんけれども、私どもなりに検討を進めさせていただきたいと存じます。
次に、2点目の「自転車運び隊」の件でございますけれども、委員がおっしゃられましたように、何にしましても安全を確保するというところが最も大事なところでございますので、その意味で、このたび、また安全対策部会のほうを通しまして検討させていただきたいと存じます。
以上でございます。