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平成28年決算特別委員会(第6日9月26日)

各種委員会

開催日:平成28年 9月26日
会議名:平成28年決算特別委員会(第6日 9月26日)

○議事日程

目黒区議会決算特別委員会会議録

○第4日
日時
平成28年9月26日 午前10時
場所
目黒区議会議場
出席者
(33名)
  • 委員長今井れい子
  • 副委員長関けんいち
  • 委員小沢あい
  • 委員山本ひろこ
  • 委員川原のぶあき
  • 委員佐藤ゆたか
  • 委員小林かなこ
  • 委員竹村ゆうい
  • 委員西崎つばさ
  • 委員鴨志田リエ
  • 委員松嶋祐一郎
  • 委員松田哲也
  • 委員山宮きよたか
  • 委員西村ちほ
  • 委員鈴木まさし
  • 委員吉野正人
  • 委員青木早苗
  • 委員星見てい子
  • 委員石川恭子
  • 委員武藤まさひろ
  • 委員河野陽子
  • 委員宮澤宏行
  • 委員坂本史子
  • 委員たぞえ麻友
  • 委員岩崎ふみひろ
  • 委員森美彦
  • 委員おのせ康裕
  • 委員佐藤昇
  • 委員そうだ次郎
  • 委員広吉敦子
  • 委員須藤甚一郎
  • 委員飯田倫子
  • 委員橋本欣一
出席説明員
  • 区長 青木英二
  • 副区長 鈴木勝
  • 企画経営部長 濱出直良
  • 総務部長 伊藤和彦
  • 産業経済部長 田島隆夫
  • 健康福祉部長 堀切百合子
  • 健康推進部長(保健所長) 深澤啓治
  • 参事(健康推進課長) 島田幸雄
  • 参事(保健予防課長) 伊津野孝
  • 子育て支援部長 荒牧広志
  • 都市整備部長 幡野豊
  • 街づくり推進部長(地区整備計画課長) 中澤英作
  • 参事(都市整備課長) 立山敬之
  • 契約課長 藤井純
  • 産業経済・消費生活課長 樫本達司
  • 健康福祉計画課長 手塚治彦
  • 生活衛生課長 白濱利一
  • 碑文谷保健センター長 三村晴夫
  • 介護保険課長 高橋直人
  • 高齢福祉課長 田邉俊子
  • 障害福祉課長 篠﨑省三
  • 子育て支援課長 唐牛順一郎
  • 子ども家庭課長 髙雄幹夫
  • 保育課長 落合勝
  • 保育計画課長 塚本秀雄
  • 都市計画課長 橋本知明
  • 地区整備事業課長 松本俊史
  • 道路管理課長 馬場和昭
  • 土木工事課長澤田雅之
  • みどりと公園課長 櫻田ゆかり
  • 建築課長 板垣司
  • 住宅課長 酒井圭子
  • 会計管理者(会計課長) 足立武士
区議会事務局
  • 局長 髙橋和人
  • 次長 金元伸太郎
  • 議事・調査係長 松本博
  • 議事・調査係長 松江良三
  • 議事・調査係長 中野善靖
  • 議事・調査係長 門藤浩一
  • 議事・調査係長 三枝孝
  • 議事・調査係長 藤田尚子
○午前10時開会


○今井委員長
山宮委員の質疑を終わります。
ほかに。

○小林委員
それでは、私も264ページの商業振興の部分について伺いたいと思います。
平成27年度の活性化事業、それからさきの委員のほうからも質問がございました商店街プロモーション事業について、先ほどイベント等行われたということですけれども、具体的にどのようなイベントがどのような方法で行われたのか、そこでの成果と課題について伺いたいと思います。
それから、2点目ですが、無電柱化する際に設置される電力の地上用機器、いわゆるトランスボックスによる商店街振興について伺いたいと思います。
無電柱化をしてから道路から電柱をなくしても、トランスボックスが設置されます。トランスボックスは標準的なもの高さ1.5メートル、幅約1メートル、奥行き45センチとなかなかの大きさのため、無電柱化をしてもボックス自体が大きく、お店の前にあると邪魔だというふうに言われる、いわゆる嫌悪施設と呼ばれる設備でございます。
困ったことに、心ない人によって落書きされるトランスボックスをよく見かけますが、落書きされたトランスボックスはまちの景観を損ねるだけではなく、放置しておくとさらなる落書きの被害ですとか、ほかの犯罪を誘発する可能性もあるため、未然に防ぐ必要がございます。
そこで登場するのがトランスボックスのラッピングです。トランスボックスのラッピングは電柱広告と同様に東京電力の子会社に申し込むことで行われ、同社では清掃や落書き対応などのメンテナンスも実施しています。トランスボックスのラッピングではありませんが、トランスボックスに薄いパネルを張っているものであれば、自由が丘駅前に2カ所ありまして、1つは広域避難所への案内図が張られているもの、もう一つはみどりと公園課のみどりの散歩道の地図が張られているものの2カ所あります。
これらはいわゆる公共表示のものですが、商店街振興、地域活性化という点でのラッピングは区内にあるのか、また商店街などからそうした要望や相談は出ているのか伺いたいと思います。
以上です。

○樫本産業経済・消費生活課長
商業振興ということで、活性化の補助とプロモーション事業につきましてお答えいたします。
まず活性化といいますのは、新元気を出せ商店街補助事業のうちのイベント事業と活性化事業がございまして、活性化事業は商店街のアーチの改修とか街路灯の建てかえなどによるLED化など、施設整備に対する補助事業で、27年度は2カ所の商店街が実施いたしました。いずれも街路灯のLED化を行いまして、補助率は東京都と区が3分の1ずつで商店街が3分の1の負担ということでございます。実績金額としましては、1,350万円余の補助執行となっております。
また、プロモーション事業につきましては、先ほども他の委員からの御質問もありましたが、イベント等そのほかの事業といたしましては、区商連のインバウンド対応としての多言語化による接客ツールの作成とか、あとは商店街のマップとかフラッグの作成とかそういったものに、比較的少額なものでできそうな事業に対して御活用いただいております。
そういった中で課題といたしましては、先ほど申しましたように、プロモーションの執行実績が半分程度ということで、やはり28年度におきましては周知を徹底しまして、さらに使い勝手のよいものに今後とも充実してまいりたいと考えております。
もう一つ、トランスボックスですか、こちらにつきましてラッピングをして周知を図ってはどうかということなんですけども、現在商店街におけるそういったものは目黒区ではございません。歩道上のトランスボックスのラッピングによる広告物については、東京電力で協力を得ながら進めてくものと考えますが、そのほか歩道上ということで、道路の上でどのような許可が必要なのか、関係所管に確認しますとともに、また商店街に限らずトランスボックスは他の歩道上にも存在しますので、そういった面からもどのような形で進めていくべきなのか、先行事例等を調査しながら、関係所管と調整してまいりたいと存じます。
以上でございます。

○小林委員
ありがとうございます。
商店街プロモーション事業の執行率が半分程度ということで今御答弁いただきましたけれども、ホームページやSNSなどを活用してインターネットを介して広くプロモーション事業を行っていくということも非常に効果があるのではないかと思われます。
我が会派からWi-Fi環境の整備について要望させていただいておりまして、私もさきの一般質問において、Wi-Fi整備が進んでいないことについて伺いました。
その際区長からは、2020年オリンピック・パラリンピック競技大会目黒区推進本部にて検討を行っていくとの回答をいただきました。それで、さきの企画総務委員会のほうで目黒区商店街連合会のほうから地域BWAシステムについての協力依頼があったという報告を受けましたが、この点についてはこれからのことなので、予特など機会を見て質問していこうと思っていますけれども、こうした情報通信技術を整備していくということは、商店街振興という点において非常に大きな効果があると期待されます。このような環境を整備していくに当たり、今後所管として何か計画があるのか、商店街振興という点において所管としては情報通信技術をどのように活用していこうと考えているか、今後の展望を伺いたいと思います。
それから、ラッピングについてですけれども、先週、私、区内3カ所のトランスボックスの落書き状況をちょっと確認してまいりました。地元に西小山駅周辺では、1台のトランスボックスに英語の落書きが、それから中目黒ではアトラスタワーの裏の日の出橋のたもとのところに2台あるんですけど、その場所が目立つ場所にあるので、非常に落書きをされては消すということが何回も行われた跡がございまして、非常に汚い状況でした。
それから、自由が丘のほうでは、マリクレール通りのところに意味不明な言葉や絵がかかれたものが1台、それから駅前ロータリーでは、黄色や黒のインクで落書きされたものが2台、さらにシールがべたべたと張られているものが1台、そういう状況です。 それで、区が設置していた公共表示のある2カ所には落書きは見られませんでした。ほかの自治体はこうしたトランスボックスが落書きされているものについてどうしているのかちょっと調べてみたんですけれども、新宿区と杉並区ではトランスボックスを商店街振興、地域振興に有効活用していることがわかりました。新宿区では、歌舞伎町アートプロジェクトの一環として数多くのトランスボックスを作品発表の場としてラッピングしており、ことしは話題の新ゴジラなどがラッピングされています。歌舞伎町ではラッピングするまで多発していた落書きが、ラッピング以降はほとんどなくなったと、そういう効果が出ているとの報告でした。
杉並区のほうは高円寺でまちなかアートデザインコンテスト@高円寺というものが開催されておりまして、こちらはトランスボックスをまちの情報発信のキャンバスとして捉えていらっしゃいます。ことしは146点もの応募から入賞作品30点が選ばれて、高円寺駅前の周辺の30基のトランスボックスがアートラッピングをされていて、高円寺らしいデザインに多くの人が足をとめてわざわざ見に来ていると、そういったまちおこしのきっかけになっているというようなことでした。
歌舞伎町、高円寺のいずれでも、商店街や地域の皆さんと行政が知恵を出し合って、協働してトランスボックスのラッピングを通してまちおこし、地域振興されています。本区においても商店街振興の視点から、こうしたトランスボックスの有効活用によってまちの美化を図るとともに、商店街の活性化、地域振興を図るべきだと思いますが、その点に関していかがでしょうか。
以上です。

○樫本産業経済・消費生活課長
まず1点目、商店街におけるWi-Fiの環境につきましてですが、先ほど地域BWAの話も出ましたけれども、そういった進捗等も含めまして、今後推移していきたいと思いますが、Wi-Fi環境が比較的容易に活用できるようになると思いますので、そういった意味では商店街としても期待しているところだと思います。
その中で、今考えられるものとしては、オリンピックを控えまして、訪日外国人観光客向けのフリーWi-Fiとか、あと商店街アプリによりまして、商品やサービスの情報提供とか、そういったものをいろいろと商店街のショッピングのほかにまちの回遊性を高めるような効果が得られるものと存じております。
そんな中で、これから産業振興部門といたしましては、商店街がどのような要望を持って、どのような自主的にWi-Fi環境の整備等をやっていくのかを見ていきながら、区としてできる支援をしてまいりたいと考えております。
また、ラッピングについてですが、先ほど他区の条例、新宿区、杉並区の例を出していただきました。そうした中で、商店街なのか、地域振興なのかというところ、微妙なところなので、関係所管と調整しながら、そういった先行事例も調査研究してまいりたいと思います。
以上でございます。

○小林委員
ありがとうございます。最後、1点だけ、トランスボックスのラッピングについてなんですが、みどりと公園課ですとか、それから広域避難所についてのパネル型のものが既に張られていて、そこにはもう落書きが見られていないという状況もありましたので、商店街振興という点でも、ぜひ広告とかまちのイベント、それから今最新技術で張ったりはがしたりできるタイプのものも今技術的にできているので、そういったものも参考にしながら、費用対効果のほうも検証していっていただきたいと思いますが、最後いかがでしょうか。

○田島産業経済部長
今、トランスのラッピングのお話をいただきました。私どもといたしましても、商店街振興になるいろんな工夫ですとか、商店街自身の創意工夫、ここら辺というのは非常に重要だと思っておりますし、私どものほうから何か提案することも非常に大事だと思います。ぜひとも商店街のほうの意見も聞きながら、我々の区の中の関係所管とも連携して、商店街振興に役立つような、そういった今御指摘のありました工夫につきましては、これからも取り組んでいきたいと思います。
以上です。

○今井委員長
小林委員の質疑を終わります。
ほかに。

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