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糸魚川視察、無電柱化推進展

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糸魚川市駅北大火現場を再び訪問  2018.7.19

○自民党目黒区議団として糸魚川市を訪問し、復興まちづくり情報センターと復興現場を視察するとともに、糸魚川消防署より当日の対応や改善策等について説明を受けました。

○私は大火から1か月が過ぎた頃に個人的に訪問しています。まだまだ焦げ臭い匂いが立ち込める雪の中、多くのボランティアの方々が瓦礫の撤去作業をしているところでした。あれから1年半が過ぎ、再び糸魚川市に降り立ち、最初の訪問先である復興まちづくり情報センターまで歩いてみると、道路整備によって以前よりも広くなった道路、そして空き地の多さに驚きました。

○「復興まちづくり計画」は、6つの重点プロジェクトを元に、平成33年度までの5か年計画で取組みが進められる予定とのことでした。センター職員の方は、6つの中でも特に、「にぎわいのあるまちづくり」と「大火の記憶を次世代につなぐ」ことの必要性を訴えられていました。

○少子高齢化が進んでいた糸魚川市では、大火によって更に多くの市民が街を離れていき、街のにぎわいが失われ、人が戻って来ない現状をどうにかしたい、街を元気にしたいという強い思いを私達に訴えられました。
 そして、糸魚川は江戸時代から数えると14回も大火に見舞われており、何度も経験した大火の教訓がうまく引き継がれて来なかったことも問題であると話され、今回の大火の経験を次世代に引き継ぐことも我々の使命だとの言葉は、糸魚川の歴史を知っているからこその重みがあるものでした。

アパートの発注者は糸魚川市でした

○午後は、糸魚川市役所を訪問し、消防署職員の方に当時の詳しい話を伺いました。当時を振り返り、合計70台もの消防車が来たけれども、命令が行き届かなかったことが最大の反省点だと仰ったことが心に残りました。また、にぎわい創出広場の地下にはこの7月に200トンの防火水槽が設置されたということでした。

建設中のにぎわい創出広場

○火元のラーメン店は300㎡以下の小さな店舗のため、自動火災報知機が設置されていませんでした。そこで、とにかく火事を出さない取り組みを強化していこうと、職員の方が実際に家の中に入って、火のそばに燃えやすい物がないか、住宅用火災警報器があるか1軒1軒の見回りを始めたそうです。この地道な取組みこそが、1人1人の防火に対する意識を高め、市民全員で街を守るという決意に繋がるのではないかと感じました。

火元のラーメン店 (2017.1撮影)

○糸魚川市はまだまだ復興の途上です。今回の視察は、糸魚川市の復興の現状を見聞するだけでなく、大火に遭った後の防災訓練の内容や、行政の新たな取組みについて詳しく学ぶことができ、今後の目黒区の防災対策について大いに参考となりました。

今年も無電柱化推進展へ行きました! 2018.7.18

○今回で4回目となる無電柱化推進展。第1回目から欠かさず毎回勉強しに行っています。わずか1年ですが、技術はまさに日進月歩、今年は更に進化していました!
 私は景観向上だけでなく、防災力向上のため、特に木密地域の無電柱化実現に向けて、各地の先進事例を見聞し、区議会や委員会等で要望するなど積極的に取り組んでいます。

○これまで何度も区議会で採り上げたトランスボックス(以下「TB」)のラッピング。私は、災害マップ等の活用の他、イベントのPRや落書き防止のためにラッピングを利用して、地域美化・地域活性化に役立てようと行動しています。

○昨年までのラッピングは、一度貼ると剥がすことが難しく、TBの塗装自体を傷めてしまうものでした。しかし、今年はある方法を用いると塗装を傷めることなく簡単に剥がせるように進化しました!
かなこチャンネルに動画をアップしましたので是非ご覧下さい!

○現在、目黒区にはラッピングTBは1台もありません。目黒区周辺の渋谷区や港区など他区では数多くのラッピングTBが誕生しています。右の写真は、ラッピング施行事業者のHP画面です。この区ごとに色分けされた旗をクリックすると、そのラッピングTBの写真や位置情報が示され、どの区のどこにどのようなラッピングTBがあるのかが一目瞭然です。ラッピングTBがどのようなものなのか、是非ご覧になって下さい。
マップ

○まずは目黒区で試験的にラッピングTBを実現したいと考えています。例えば、落書き被害に頻繁に遭っていて、目黒川桜まつりでのPRや交通誘導に最適な日の出橋(中目黒駅付近)上にあるTBへのラッピングに向けて、引き続き区側に要望し続け実現して参ります!

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