平成30年文教・子ども委員会( 2月14日)
開催日:平成30年 2月14日
会議名:平成30年文教・子ども委員会( 2月14日)
○吉野委員長
ありがとうございました。
説明が終わりましたので、質疑を受けます。
○小林委員
こういった服務事故を防止するために教育委員会では研修されているかと思うんですけれども、今年度、どういった内容のことをされてきたのか。先ほど9月にこの通勤経路の調査をされたということですけれども、それ以外に定期的に行っている服務事故防止の研修内容について確認をさせてください。
○田中教育指導課長
この服務事故の防止につきましては、定期的に、なるべく短いスパンで注意喚起をしていくことが重要だと考えてございますので、毎月実施している合同校(園)長会、この中で必ず服務の厳正について私のほうから各校長、園長に指導させていただいております。
それから、7月と12月に定期的なこの服務事故の厳正についての通知を出していただくとともに、あわせて校内での研修を実施しております。例えば12月であれば体罰の防止ですとか、あるいは個人情報の漏えい防止、保護ですね、これについての研修、これは毎年テーマを変えて実施しているところでございます。
以上でございます。
○小林委員
ありがとうございます。
目黒区では、この服務事故について、特に人権のチェックシートを配付したりとか、体罰を防ぐためにも、すごく力を入れていたりしているのは聞いているんですけれども、今回こういった事故があって、その1年半ぐらい見つからなかったといったら変ですけれども、気づかれなかったということが出ました。事故がなくてよかったと思うんですけれども、やっぱり他区であったから、じゃ、実際目黒で調査したら出てきてしまったということが、この後もほかのことで出ないように、やはり密に注意喚起をして調査をしていくなどして、なるべく本当に大きなことにならないうちに、未然に防げるようなことを引き続き徹底していただきたいと思いますが、いかがでしょうか。
○田中教育指導課長
実は、平成28年10月6日の合同校(園)長会でも、この通勤経路の確認については、とりわけ自宅から最寄りの駅までバスで通勤している場合に確認がしづらい、定期券を購入していませんので、口頭にてしっかりとバスでの時刻の状況ですとか、あるいは混みぐあいとか、そういったことまで確認してくださいというようなことで注意喚起をしたところでございますが、そのときの指導が徹底していなかったというような残念な結果でございますので、引き続きこの通勤経路の確認・調査につきましては継続的に行っていくとともに、毎月行っている合同校(園)長会で注意喚起を促していきたいというふうに思ってございます。
以上です。
○吉野委員長
ほかにございますか。
○吉野委員長
よろしいですか。
ほかにございますか。
○小林委員
済みません。情報提供なので、そんなに細かいことは聞かないんですけれども、確認までに、要するにこれは防犯ブザー自体は特に問題はなくて、電池が今回不良品だったという結論だったということだと思うんですけれども、30年度から配付される分は、電池はこの会社のではないものが使われるということでよろしいのか。
○奥村生活安全課長
小林委員御指摘のとおりでございます。30年度のものにつきましては、日本製だから100%安心とは言えませんけれども、今回は日立マクセル製の電池という形で契約を済んでおります。
以上です。
○小林委員
こちらの防犯ブザーの製作会社、ほかの自治体でも使われているということでしたが、同じような事故は過去にはあったかどうか、もしわかる範囲で御存じでしたら教えてください。多分こういった事故はめったにないと思うので、もしかしたら目黒が初かもしれませんけれども、確認までにお願いいたします。
○奥村生活安全課長
この防犯ブザーを西文舘が卸している自治体につきましては、西文舘の地元札幌市、あと東京におきましては、西東京市、葛飾区、新宿区、目黒区となっております。この自治体の中で電池の破裂につきましては、2件報告がございます。
その自治体の2件の例でございますけれども、自治体の要請でランドセルに、イメージ的には皆さんぶらぶらぶら下げる形なんですけれども、このランドセルのストラップにがっちりと固定してしまう形で、そういう仕様で頼んで、でき上がったものだったんですけれども、そのランドセルに結束するものが電池を圧迫していたのではないかと疑われるということで、その自治体では全品総取りかえという形で対応していると伺っております。
以上です。
○吉野委員長
ほかにございますか。
〔「なし」と呼ぶ者あり〕