平成30年予算特別委員会(第6日 3月15日)
開催日:平成30年 3月15日
会議名:平成30年予算特別委員会(第6日 3月15日)
○そうだ委員長
休憩前に引き続き、委員会を再開いたします。
鈴木委員の質疑を終わります。
ほかに質疑はございますか。
○小林委員
それでは、199ページ、私からも乳がん検診について、細かい部分ですが1点だけお伺いしたいと思います。
乳がん検診無料クーポン券についてですけれども、来年度予算で1年齢拡大されることになりました。この影響は何名くらいとなるのでしょうか。
以上です。
○島田健康推進課長
乳がん検診につきましては、これまでも44歳以下について受診クーポン券のさらなる拡大ということをずっと言われてきておりました。乳がんにつきましては、働き盛りの方や育児に追われてる方がついつい自分のことは後回しになってしまうということで、なかなか受診が進まないということでございます。
こうしたことから、国は、乳がん、子宮がんについては働き盛りの女性特有がんということでクーポン券事業を進めてきたところです。
こうした中で、個別通知につきましては、受診行動を促すという面では大変重要な手段ということで、これ、国が始めた事業なんですけれども、受診率が上がったということで、各自治体も受診年齢、勧奨年齢の拡大を図ってきたところでございます。
本区におきましては、平成20年度から平成28年度を比べますと、平成20年度のときが12.6%の受診率でした。こうしたクーポン券事業等を行ってきた中で、平成28年度は28%になりましたので、約2倍以上ということになっております。
お尋ねの44歳以下の個別通知を1世代ふやすということで大体見込まれる数としましては、約400人ぐらいふえるというふうに推計をしております。
以上でございます。
○小林委員
この乳がんの無料クーポン券については私も何度か質問させてきていただいております。たしか区の目標としては、この受診率50%を目指しているということで、今しがた御答弁でも28%までは上がってきているということがありました。区のほうでもこの個別通知を行って、さらにそれでも受けられなかった方に関しては再勧奨ということで、また別に通知をしてもう一度催促するということも行ってきておりますし、また区のホームページにおいても自己触診の方法も紹介しながら、異常を感じたらすぐに専門医のいる乳腺外科を受診しましょうということで検診を促すような工夫もされてきています。
私も昨年、初めてこのクーポン券を受けまして、個別通知が私のところにも届きまして、ああこれは受けなきゃいけないという気持ちになったんですけれども、通知が届くのと届かないのとでは、やっぱり受けてるほうの、それをもらった人の気持ちに大変やっぱり大きな気持ちの差が出てくると感じています。
それで、改めてお伺いしたいんですけれども、この受診率をこれからも高めていく、乳がんの早期発見・早期治療につながる支援をさらに推し進めていくためにも、現在個別通知を行っていない44歳以下、この年齢層の女性への通知について、今後どのように区としてお考えなのか、公平性という観点からも、この年齢層の女性の健康を区としてしっかりサポートしていく、こういったことは大変重要だと考えますが、この点1点だけ再質問させていただきます。
以上です。
○島田健康推進課長
クーポン券事業につきましてはやはり効果があるというふうに考えておりますので、引き続き44歳以下についても勧奨、クーポン券発行をふやせるように努力してまいりたいと思っております。
それから、クーポンのことではないんですけれども、今の受付方法を少し利便性を向上するということで、乳がん検診につきましては、クーポン券以外で受診される場合は、例年4月から12月までは、はがきだとか、それから窓口、インターネット、そういった電子申請、そういったことの申請しか行ってなかったんですが、来年度は電話による受付も開始していきたいというふうに考えております。これによりまして、これまで早目に受診する方やクーポン券発券以前に受診を希望される方についてはより便利になるんではないかなというふうに考えております。
以上でございます。
○そうだ委員長
小林委員の質疑を終わります。
ほかに質疑はございますか。